歳時記  ~和のある暮らし~

日本には四季があり、私たち日本人は、古くから季節とともに移り変わる自然に寄り添い、歳時や年中行事を大切に生きてきました。

しかし、何事も便利で手軽に出来るようになった今、全てが簡素になり、多くの行事もしきたりも失われてきています。

その昔、木と竹と紙で作られていた日本の住宅も、現在では、建材も工法も従来の日本家屋とは違います。
素材も形も多様化し、変化してきています。

又、多くの住宅が間仕切りを増やし、個室が増え、畳の和室がない家も増えています。
多くの家庭が、床に座る床座から椅子座に変わり、日本人の生活スタイルは大きく変化してきたといえます。

欧米化が悪いことではありません。
便利な機能はどんどん取り入れればよいのです。
しかし、日本の気候を考慮に入れず取り入れたものからは、シックハウス症候群をはじめ、様々な不具合も生まれました。

外部と頑丈な扉と壁で遮断された堅牢な家やマンションは、安全安心かもしれません。
しかし、従来の開放的な日本の家屋が紡いで来た、周囲とのコミュニケーションを作る機会を奪ってしまっているともいえます。

今、「住まい」に関しても、従来の日本のくらしが見直されています。
光、風、空、土、緑、花、こんな美しい自然が四季折々に贈られる国に生まれたのです。
新しいことは勿論取り入れながらも、和のくらし、もう一度見直してみませんか?

 

和文化コンシェルジュ 風呂敷研究家 つつみ 純子

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